① 前日の夜、なぜか手だけ気になった
マッチングアプリで何度かメッセージをやり取りして、ようやく会う約束を取り付けた相手がいる。当日着ていく服も、待ち合わせ場所までの道順も、話す話題も、それなりに考えた。
でも布団に入る直前、ふと自分の手を見て、「これ、明日ちゃんとしてるか?」と思った。
合コンのときは友人に「手がガサガサだったな」と言われて初めて気づいたけど、今回は1対1だ。指摘してくれる友人はいない。
気づいたときにはもう夜。慌ててハンドクリームを塗ってみたものの、これで合っているのか正直わからなかった。ネットで調べても出てくるのは女性向けのネイルケアの話ばかりで、男が前日に何をすればいいのかはどこにも書いていない。
結局そのときは見よう見まねで済ませたけど、次のデートのために一度ちゃんと整理しておくことにした。前日にやること、当日にやること、それぞれ何が正解なのか。
② 合コンと初デートでは「見られる距離」がまるで違う
合コンなら、手元が多少荒れていても、隣や向かいの誰かがたまたま気づく程度で終わる。人数が多い分、視線も分散する。
でも1対1の初デートは違う。
- 会話中、相手の視界には自分と自分の手くらいしか入らない
- グラスを渡す、メニューを指す、会計で財布を出す。手が動く場面が単純に多い
- 店を出て歩くとき、信号待ちのとき、手が触れる・つなぐ可能性もゼロではない
つまり合コンより「見られる頻度」も「見られる距離」も上がる。手元の印象がそのまま自分の印象に直結しやすいのが、1対1のデートという場だ。
③ 前日にしかできないケアが1つだけある
結論から言うと、前日にやるべきことは爪を整えること、これだけでいい。しかも、これは前日にやる以外の選択肢がない。
切ったばかりの爪は、断面が白く角ばっていて、光の反射も変わる。近くで見ると「今切りました」感が出やすく、爪の際もチクチクして少し不自然に見える。半日〜1日くらい置くと角が丸くなじんで、自然な状態に落ち着く。
だから当日の朝に切るのは実は逆効果。かといって数日前だと今度は伸びてくる。「前日の夜」が唯一の正解になる理由はここにある。
- 爪の長さは指先からわずかに出る程度まで
- 切った後、爪やすりで角だけ軽くならす(断面が尖っていると服やバッグに引っかかる)
- 甘皮まわりのささくれがあれば、無理に引っ張らずハサミで根元から切る
やることはこれだけ。時間にして5分もかからない。
もし前日にやり忘れて当日の朝になってしまった場合は、無理に切らないほうがいい。切りたての断面のほうが、伸びた爪より目立つことが多いからだ。その場合は爪やすりで表面をならして整える程度にとどめて、次のデートまでの宿題にする。
④ 当日の朝にやること
前日に爪を整えたら、当日の朝にやることはハンドクリームを1回塗るだけ。
起きてすぐの手は、寝ている間の乾燥でカサついていることが多い。洗顔やシャワーのあと、肌がまだ潤っているうちに1回塗っておくと、日中の乾燥を防ぎやすい。
ここで気をつけたいのは、塗ってすぐ家を出ないこと。塗った直後はどうしても表面がしっとりしていて、握手やグラスを持ったときにベタついた印象を与えてしまう。塗ってから最低でも10〜15分は置いて、しっかり肌になじませてから出発するのが無難。
⑤ 待ち合わせ直前にやること
待ち合わせ場所に着く少し前、化粧室やコンビニのトイレを借りるタイミングで、もう一度手元を確認するといい。
- 爪の間に汚れが入っていないか
- 手のひらや手の甲に汗をかいていないか(かいていればハンカチで軽く押さえる)
- カバンや携帯型のチューブがあれば、ごく少量だけ塗り直す
このとき塗りすぎは禁物。朝に1回、直前に少量。この2回で十分で、それ以上重ねるとベタつきの原因になる。携帯用に小さいチューブを1本、カバンの内ポケットに入れておくと、この「直前だけ少量」がやりやすい。仕事用と兼用でいいので、わざわざデート用に別のものを買う必要はない。
⑥ 緊張で手汗をかきやすい人はどうするか
保湿の話とは別に、初デートならではの悩みがある。緊張による手汗だ。体質的に手汗が多いタイプの対策はこちらで書いたので、ここでは「普段はそこまでかかないのに、初デートだと汗ばむ」人向けの話をする。
原因は単純に緊張と体温の上昇なので、事前にできることは限られている。ただし、やってはいけないことは1つある。待ち合わせ直前にハンドクリームを厚めに塗り直すことだ。
汗をかいた手にクリームを重ねると、汗と油分が混ざってヌルヌルした感触になり、握手や手が触れた瞬間にかえって悪い印象を与えてしまう。直前は塗るよりも、ハンカチやティッシュで軽く押さえて汗を取るほうが優先。クリームは家を出る前の1回だけにとどめておくのが無難だ。
ハンカチは正直これだけで印象が変わる持ち物なので、初デートの日はいつもよりワンランクいいものを1枚入れておくといい。
⑦ 手をつなぐかもしれない日は、クリーム選びが変わる
普段の仕事用と、初デート用でハンドクリームを分けて考えている人は少ないと思う。でも今日は手が触れる可能性がある日だと考えると、選ぶべきタイプは変わってくる。
重めの油分が多いタイプは、保湿力は高くても表面に膜が残りやすく、手をつないだときに相手にベタつきが伝わってしまう。逆にさらっと肌に入っていくタイプなら、触れられても不快感を与えにくい。
仕事中に塗ってもベタつかないタイプの見分け方は、こちらで条件を3つに絞ってまとめている。同じ基準がそのままデートにも使える。
→ 仕事中にベタつかないハンドクリームの条件は3つだけ【30代男性向け】
⑧ やりすぎ注意:香りは足し算より引き算
気合を入れて、香り付きのハンドクリームを選びたくなる気持ちはわかる。でも香水をつけている場合、香りが喧嘩して逆効果になりやすい。
無香料、もしくは香りが控えめなものを選ぶのが無難。1対1で距離が近い分、香りの主張が強いと「頑張ってきた感」が透けて見えてしまう。「いい匂いがする」より「清潔感がある」の方が、初デートでは効く。
食事を挟む予定なら、店の匂いと混ざることも考えておきたい。焼肉や焼き鳥なら煙の匂いが強いので、香り付きのクリームはどのみち正体不明になる。逆にカフェやバーのように匂いの少ない空間なら、多少の香りは気づかれやすい。予定の店のジャンルによって、無香料をより意識するかどうかを調整すればいい。
合コン前のケアについては、こちらでもう少し広く書いている。人数が多い場の立ち回りと比べてみると、1対1との違いがわかりやすいと思う。
→ 合コン前、手のケアってどこまでやるべき?【30代男性向け】
婚活パーティーのようにローテーション形式で複数人と短時間ずつ話す場は、また少し勝手が違う。そちらは別記事でまとめている。
→ 婚活パーティー前日、手元の印象で損してないか確認しよう【30代男性向け】
そもそもマッチングアプリのプロフィール写真で手元を写す人も増えている。写真の段階からケアしておきたい人は、こちらもどうぞ。
→ マッチングアプリの写真、手元を写すなら撮る前にケアしておこう【30代男性向け】
\手が触れるかもしれない日に、選ぶならこの条件/
ここまでで挙げた条件は「さらっと肌に入る」と「香りで主張しない」の2つでした。両方を満たすものを探すなら、無香料と明記されたジェルタイプが候補になります。ZIGENのアクアハンドジェルは無香料・オイルフリー・アルコールフリー。公式サイトには「塗った後すぐに、スマホ・パソコン・書類を触れます」と書かれています。50gで2,970円(税込)。
※価格・キャンペーン内容は変更される場合があります。購入前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
⑨ まとめ(前日と当日、やることはそれぞれ1つでいい)
- 前日の夜:爪を整える(これだけは当日では遅い)
- 当日の朝:ハンドクリームを1回、塗って10〜15分置いてから出発
- 待ち合わせ直前:軽く塗り直し+汗と爪の間をチェック
- 手をつなぐ可能性があるなら、さらっと肌に入るタイプを選ぶ
- 香りは無香料か控えめが無難。香水と喧嘩させない
特別なことは何もしていない。ただ、爪だけは前日じゃないと間に合わない。それだけ覚えておけば、あとは当日の朝と直前で十分間に合う。
当日に使う1本を選び直したい人は、こちらで3本を比較しています。
→ NULL・ZIGEN・ハンドピュレナの違いは?メンズハンドクリーム3本を区分と価格で選び分ける
ZIGENを選ぶ前に、価格と返品条件を確認した記事はこちら。
→ ZIGENアクアハンドジェルは買いか?無香料の中身と価格、定期の解約条件まで公式情報で確認した


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