① 結論から言うと
先に答えを書いておく。
「仕事中でも手を気にせず使えるものが欲しい」なら、選択肢に入る。
「手荒れをどうにかしたい」の一手目としては、物足りなく感じる可能性がある。
劇的に何かが変わる商品ではない。
ただ、塗った後すぐキーボードやスマホを触れて、匂いも気にならない。
この「使うのが面倒じゃない」という部分が、続けるうえでは一番効いてくる。
以下、そう判断した理由を順に書いていく。
この記事の要点
NULL 薬用ハンドクリームは医薬部外品で、有効成分はヘパリン類似物質とグリチルリチン酸ジカリウム。40gで2,200円(税込)、香りはグリーンティー系です。香りを一切出したくない人だけは、無香料と明記された別の製品を選ぶほうが確実です。
荒れやすい手を有効成分でケアしたいなら
NULL 薬用ハンドクリーム/医薬部外品・ヘパリン類似物質配合・40g・2,200円(税込)・グリーンティーの香り
香りを一切出したくないなら
ZIGEN アクアハンドジェル/無香料・オイルフリー・アルコールフリー・50g・2,970円(税込)
※価格は2026年9月時点の公式サイト表示。変更される場合があります。
② 「NULL ハンドクリーム 男 効果」で検索した理由
正直に言うと、俺も最初は半信半疑だった。
「薬用って書いてあるけど、結局ただの保湿クリームじゃないの?」
「男が使って本当に意味あるの?」
この手の疑問は、レビューを何件読んでも解消しない。
「よかった」「いまいち」がどちらも並んでいて、
結局どっちが自分に当てはまるのか分からないからだ。
なので知恵袋やレビューサイトを漁る前に、まず自分で試してみた結果を書いておく。
③ 基本スペック(公式情報だけ並べる)
感想の前に、公式に出ている数字と表示を置いておく。ここを知らずにレビューだけ読んでも判断できない。
| 商品名 | NULL 薬用ハンドクリーム #01 SUIGYOKU |
| 区分 | 医薬部外品 |
| 有効成分 | ヘパリン類似物質/グリチルリチン酸ジカリウム/プラセンタエキス(1) |
| 内容量・容器 | 40g・ポンプチューブ |
| 価格 | 2,200円(税込)=1gあたり約55円 |
| 香り | グリーンティーの香り(無香料ではない) |
| 使用量の目安 | 2プッシュ(約0.3g)で手全体。1日2回で約2か月(約66日) |
| 販売元 | 株式会社G.Oホールディングス |
| 発売日 | 2020年11月5日 |
成分表示は区分ごとに分かれている。公式の商品情報にはこう書かれている。
- 有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム、ヘパリン類似物質、プラセンタエキス(1)
- 保湿成分:ヒアルロン酸ナトリウム(2)、水溶性コラーゲン液N、セラミド類、フィトスフィンゴシン
- 油脂剤:スクワラン
- 表示指定成分:香料
ここで2つはっきりすることがある。1つは成分表示に「香料」が載っていること。無香料ではないという話は、感想ではなく表示の問題だ。もう1つは油脂剤としてスクワランが入っていること。オイルフリーをうたうジェルタイプとは、ここで質感の設計思想が分かれる。
見落とされやすいのがコスト感だ。2,200円は一瞬高く見えるが、1日2回使って約2か月もつ計算になる。1日あたり約33円。缶コーヒーより安い。ここを知らずに値段だけ見ると判断を誤る。
もう1つ、香りは無香料ではない。メーカーの製品情報には「グリーンティーの香り」と明記されていて、マンダリン・ベルガモット・ユーカリなどを合わせたティーフレグランスとして設計されている。職場で香りをゼロにしたい人は、ここで見送るべきだ。
④ そもそも「薬用」とは何が違うのか
ドラッグストアの女性向けハンドクリームコーナーとは違う棚に置かれている、
男性向けのメンズコスメブランドの薬用ハンドクリーム。
速乾性や、香りが主張しすぎないことを売りにしていて、仕事中に使うことを前提に作られている印象がある。
「薬用」=医薬部外品という区分のこと
ここが一番誤解されやすいところだと思う。
日本では、パッケージの「薬用」という表記は医薬部外品に分類される商品に使われる。
化粧品とは別の区分で、決められた有効成分が定められた目的で配合されているものだ。
ただし医薬品ではない。
ここを取り違えると期待値がずれる。
- 医薬品——治療を目的としたもの。皮膚科で処方されるのはこちら
- 医薬部外品(=薬用)——予防や衛生を目的とした、その中間の区分
- 化粧品——うるおいを与えて整えることが目的
つまり「薬用と書いてあるから治る」ものではない。
荒れる前に手を打つためのものと考えたほうが、実態に近い。
すでにひび割れや出血があるレベルなら、市販品を探すより皮膚科に行くほうが早い。
そこは正直に書いておく。
NULLの場合、有効成分として配合されているのはヘパリン類似物質(保湿・血行促進)とグリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症)の2つ。これが「薬用」の中身にあたる。成分表示を見れば、この2つの名前が載っているはずだ。「何となく良さそう」で終わらせず、自分が使っているものの有効成分くらいは把握しておくと納得感が違う。
仕事中に使えるかどうかの判断基準は、こちらにまとめている。
→ 仕事中にベタつかないハンドクリームの条件は3つだけ【30代男性向け】
⑤ 実際に使って感じたこと
いろいろ試した中で、仕事向きだと感じたポイントは3つ。
◆塗って30秒くらいでベタつきが消える
塗った直後にキーボードやスマホを触ってもストレスがない。
これは地味に大きい。
ベタつくクリームだと「塗った直後は何も触れない時間」が発生するので、
結局デスクに置いたまま使わなくなる。
速乾かどうかは、効果以前に続くかどうかを決める条件だと思っている。
◆香りはグリーンティー系。無香料ではない
香りが強いタイプだと、会議や商談前に使いづらい。
NULLはグリーンティー系の香りで、甘さで主張してくるタイプではないが、無香料ではない。
特に狭い会議室や、車での移動が多い営業職だと、
香りは自分が思っている以上に伝わる。
「いい匂い」を狙うより、何も主張しないほうが仕事では扱いやすい。
香りをゼロにしたいなら、無香料と明記された製品を選ぶほうが確実だ。
◆乾燥がひどい時でも、夕方まで持つ感覚がある
朝1回塗れば、昼過ぎまで乾燥を感じにくい。
ただしこれは手を洗う回数に大きく左右される。
飲食や医療のように何度も洗う仕事なら、当然その都度落ちる。
「1回塗れば1日持つ」ではなく、「手を洗ったら塗り直す」が前提だと思っておいたほうがいい。
使う量とタイミング
量は人差し指の先に乗るくらいで足りる。
速乾タイプは多く出すとかえって乾くまで時間がかかるので、少量を薄く伸ばすほうが早い。
塗るタイミングそのものに迷うなら、こちらで整理している。
⑥ 「効果なし」と言われることがあるのはなぜか
検索すると「効果なし」という声も出てくる。
これは嘘というより、期待している方向がずれているケースが多いと感じる。
ありがちなズレは3つ。
1. すでに荒れきった状態から使い始めている
③で書いたとおり、薬用は医薬品ではない。
ひび割れや出血がある状態を戻す想定の商品ではないので、
そこを期待して使うと「効かない」という結論になる。
2. こってりした保湿感を「効いている感じ」だと思っている
速乾タイプは、塗った後の膜っぽさがほとんど残らない。
これを「何も塗っていないのと同じ」と受け取ると、物足りなく感じる。
感触の好みと効果を切り分けて考える必要がある。
3. 塗り直していない
これが一番多いと思う。
朝に1回塗って、手を5回洗って、夕方に「乾いてる、効果ない」と判断してしまう。
どんなクリームでも洗えば落ちる。
⑦ 効果を感じやすい人・感じにくい人
向いていると感じたのは、こんな人。
- 仕事中もベタつかずに使いたい人
- 香りに敏感な職場環境にいる人
- ハンドクリームを塗る習慣がなかった人
- 荒れる前に予防しておきたい人
逆に、こういう人には物足りない。
- 寝る前用のこってり系の保湿を求めている人
- 塗った後の「膜が張った感じ」が好きな人
- すでにひび割れ・出血があり、治すことが目的の人(この場合は皮膚科へ)
「合う・合わない」がはっきり分かれるタイプなので、
自分がどちら側かを先に決めてから買ったほうが失敗しない。
⑧ 知恵袋で聞く前に確認したい3つのポイント
「NULL ハンドクリーム 男 効果」で検索する人が本当に知りたいのは、だいたいこの3つ。
- ベタつかずに仕事中使えるか → 使える。塗って30秒ほどで気にならなくなる
- 香りは強すぎないか → 無香料ではない。メーカー公式の製品情報に「グリーンティーの香り」と明記されている(マンダリン・ベルガモット・ユーカリなどを合わせたティーフレグランス)。香りゼロを求めるなら別の選択肢になる
- 効果の持続時間はどれくらいか → 個人差はあるが、朝塗れば昼過ぎまでは持つ感覚。ただし手を洗えば落ちる
知恵袋で他人の感想を探すより、まずは自分の手で試すのが早い。
手の荒れ方も、手を洗う回数も、職場環境も人によって違う。
他人のレビューが自分に当てはまる保証はどこにもない。
⑨ どこで買うのが得か(返金保証は公式だけ)
NULLは販路が広い。メーカーのリリースによると、オンラインは公式サイト・楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・au PAY マーケット・ポンパレモール、店頭はハンズとロフト。ドラッグストアの棚には並ばない。
それだけ選べると「どこでもいい」と思いがちだが、1つだけ差がある。
公式ストアの返金ポリシーには「全商品60日間返金保証つき。送料当店負担にてご対応致します」と書かれている。モールで買うとこれは付かない。
ハンドクリームは合うかどうかが手を洗う回数と職場環境で変わるタイプの商品で、正直こればかりは使ってみないと分からない。初めて買うなら、合わなかったときの逃げ道がある公式のほうが不安が少ない。すでに自分に合うと分かっていて、ポイントを消化したいだけならモールでいい。
※返金保証の適用条件・連絡方法は変更される場合がある。購入前に公式サイトの表示を確認してほしい。
⑩ よくある質問
Q. ドラッグストアで売っていますか?
ドラッグストアでは扱っていない。店頭で買うならハンズかロフト。市販品で済ませたい人向けの選び方は別記事にまとめている。
Q. 「薬用」だから手荒れが治りますか?
治すためのものではない。医薬部外品は「手荒れ・肌荒れを防ぐ」という予防の範囲を表示できる区分で、すでに切れている・出血しているなら皮膚科のほうが早い。
Q. 無香料ですか?
違う。グリーンティーの香りがついている。香りをゼロにしたいなら無香料と明記された別の製品を選ぶほうが確実で、その比較はこちらの記事にある。
Q. 女性が使っても大丈夫ですか?
問題ない。成分の面で男性専用という設計ではなく、パッケージと訴求が男性向けというだけ。
Q. 1本でどれくらいもちますか?
メーカーの表示では、2プッシュ(約0.3g)を1日2回で約2か月。手を洗うたびに塗り直すならもっと早く減る。
⑪ まとめ(効果は「劇的」より「地味に助かる」)
NULL薬用ハンドクリームは、劇的に何かが変わるタイプの商品ではない。
- 仕事中でもベタつかず使える
- 香りはグリーンティー系。無香料ではない
- 朝塗れば昼過ぎまで乾燥を感じにくい(手を洗ったら塗り直す前提)
- 荒れてから治すものではなく、荒れる前に打つ手
この「地味に助かる」が、毎日の手元の印象を底上げしてくれる。
ちなみに「男がハンドクリームを使うのは気持ち悪いんじゃないか」と気になる人もいると思うが、そのあたりはデータも交えて別記事にまとめてある。
→ 男がハンドクリームを使うのは気持ち悪い?結論とデータで答える
逆に言えば、劇的な変化を期待して買うと確実にがっかりする。
期待値さえ合っていれば、仕事中に使うものとしては扱いやすい部類だと思う。
NULLと他の2本を、区分・価格・香りで並べて比べた記事はこちら。
→ NULL・ZIGEN・ハンドピュレナの違いは?メンズハンドクリーム3本を区分と価格で選び分ける


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